食品検査と衛生管理

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基本物資と一般物資の安全性

本会における学校給食用物資について

本会取り扱い学校給食用物資については、東日本大震災における原発事故による放射線物質に係る安全性について、県が実施している検査結果に基づき安全性が確認されたもので取り扱いをいたしております。本会取り扱い物資につきましては、基本物資(米飯、パン、メン)と一般物資(副食等)の2つに大別され、この物資につきましては下記のとおりとなります。

基本物資

米飯

本県における学校給食用米については、全て県内産(各市町村産が主)を使用しております。
米の放射性物質検査については,国(原子力災害対策本部)が平成26年3月20日に示した「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」に基づき、本県において検査が実施されました。
その結果、県内44市町村の平成26年産米の放射性物質検査がすべて終了し、いずれも基準値以下(検出せず)となり安全性が確認され、県内全域において出荷・販売等が可能と県産地振興課の発表が9月10日になされたところです。
このような状況でありますが、本会において取り扱う米については、学校給食用精米の一層の安全性を確保するため、平成26年産精米を各とう精工場ごとに採取し、外部機関で検査を実施いたしました。

パン

本県における学校給食用パンの小麦粉については、輸入麦(米国、カナダ)80%、県内産小麦(きぬの波)20%を使用しております。本会において取り扱う平成26年産県内産小麦粉について外部機関で検査を実施いたしました。

メン

本県における学校給食用メンの小麦粉についても、県内産小麦(きぬの波)を使用しており、配合については、100%使用しております。

※本会といたしまして、米飯については精米として、また、パン及びメンについてはそれぞれ原料小麦粉としての独自検査(外部委託)を実施し、随時公表いたしてまいります。

一般物資

生産国、原料国について、一般物資は多岐(製品種ごと、製造メーカーごとなど)にまたがります。国産原料を用いる場合の放射性物質の安全性につきましては、基本的に国内に出回っている食材については国の指導のもと、各県において検査を実施し結果について公表されており、安全性が確認されたものと認識しております。

また、産地等につきましては本会ホームページからの公開及び随時個別回答にて公表しております。今後につきましても、国及び県などの指導等に沿って都度対応してまいります。