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(2) 給食いばらき 茨城県教育庁保健体育課学校給食担当 望ましい食習慣の形成と食の自己管理能力をはぐくむ学校給食の充実  近年、食生活を取り巻く社会環境の変化に伴い、子どもの朝食の欠食や偏った栄養摂取などの食生 活の乱れが生じており、また、増加しつつある生活習慣病と食生活の関係も指摘されております。食 は人間が生きていく上での基本的な営みの一つであり、健康な生活を送るためには健全な食生活は欠 かせないものであります。  県といたしましては、子どもが将来にわたって健康に生活していけるよう、栄養や食事のとり方な どに関する正しい知識に基づいて、食をコントロールしていく自己管理能力を養い、望ましい食習慣 を形成することができるよう、次のような事業を展開しております。 学校にける食育の推進 校長(教頭)・場長のリーダーシップ 食育推進委員会 ○実態把握及び対応策の検討 ○栄養教諭・学校栄養職員の参画 ○全教職員での共通理解・共通実践 <学校教育活動全体を通して> ・給食の時間(栄養指導、招待給食等) ・各教科(保健学習、家庭、生活科等) ・総合(食や健康をテーマとして) ・学級活動(年間3時間程度確保) ・学校行事(食育フォーラム等の実施) 連携 <家庭・地域への啓発> ・保護者対象の食育講演会  (PTAや家庭教育学級等) ・給食だより、献立表による啓発活動 ・授業参観による食に関する指導の実践 ・給食試食会や地域の方を招いた招待給食 県全体の食育の推進 (H22年度心と体を育む食育推進事業) 1 学校における食育の推進 (1)児童生徒への指導   ○ 食生活改善推進員を活用した食に関す る指導 (2)普及啓発   ○朝食摂取率100%達成への取組紹介   ○「朝食の大切さ」ポスターの配付   ○朝ごはんつくろう料理コンテスト   ○いばらき食育推進大会の開催 (3)保護者・地域への啓発   ○栄養教諭派遣事業   ○ 各市町村の広報誌等の活用、市町村へ の協力依頼 2 食に関する行動や生活習慣等の実態把握   ○食育実態調査の実施 目指す児童生徒像 ○ 1日3食、正しい食生活を進んで実践できる児童生徒 ○ 家族や友だちと楽しく食事ができる児童生徒 ○ 郷土の食文化や特産物を知り、感謝して食べる児童生徒